月の満ち欠けとパワーを使って運気アップ?新月や満月の過ごし方
月には私たちの知らない神秘的なパワーがあります。
月の引力によって潮の満ち引きが起きているように、体の60%以上水分でできている私たちも、月の引力に影響を受けていてもおかしくありません。
そこで今回は、月の引き寄せパワーを味方につけ、運気をアップさせていく方法についてご紹介します。
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月の満ち欠け
月は、朔 (新月)→上弦(じょうげん)→望(満月)→下弦(かげん)→朔と、みかけの形が日々変化していきます。
月は自ら光る天体ではないので、太陽に照らされた部分が反射して満ち欠けをしているように見えており、月の満ち欠けは、地球と月と太陽の位置関係によって決まります。
月は地球の周りを公転しているので、太陽に照らされた部分が変わり、地球から見た月は、このような満ち欠けを繰り返しているのです。
新月から次の新月までの満ち欠けの周期を朔望月と呼び、約29.5日の周期でこの「満ち欠け」を繰り返しています。このことから、 昔の人は1ヶ月を約30日と定め、月の始まりのついたち(ツキタチ)として物事の始まりの日としました。
月の満ち欠けは私たちの生活と密接に結びついているのです。
運気と月の関係!?
満月の夜になると犯罪率が高くなる、人間のバイオリズム、女性の生理や出産が月のサイクルに影響しているなどと聞いたことはありませんか?
落ち込んだり、なんとなくやる気が出ないなど、さまざまな形で月の満ち欠けは、私たちの心身に影響を与えているのです。逆に、そのサイクルを上手に利用することができれば、月のパワーで開運することも。
形を変えていく月は、それぞれパワーが異なります。そのパワーを上手に取り入れるためにも、どのようなことに気をつけてどのように過ごせばいいのか、月のサイクルに沿ってみていきましょう。
新月
新月というのは、月齢0の時を指します。ニュームーンとも呼ばれるように、まさに月がこれから生まれる時であり、ここから満月へと満ちていく時です。
新月は、願い事をしたり、新しいことを始めるなど、新しいスタートに適した日。
イメチェンやプロポーズなどもおすすめです。体に筋肉をつけたい、女性らしいボディラインを作りたい場合には適していますが、減量を目標としたダイエットには不向きです。
ぜひこの日に新しい計画を立てたり、願い事を紙に書いてみてください。
願い事の書き方
願い事をするときは、紙とペンを用意しましょう。願い事を書くことのできる筆記用具と紙であれば、どんなものでもOKです。そして新月になった瞬間から48時間以内に、紙に自分の願いごとを書いてください。
新月の力がもっとも強いといわれているのは最初の8時間なので、一番のおすすめは、新月から8時間以内です。書き方にも別に決まりはありませんが、「素敵な男性と出会えるように」と書くよりは「素敵な男性にふさわしい素敵な女性になります」など、自分の成長と変化に関することで、「~なります」という宣言の形で書くとベストです。
その時に、実際願いが叶って幸せになっているイメージを持って書くとさらに効果が高まります。書き終わったら、好きな場所にしまっておきましょう。捨てさえしなければ、どこでもかまいません。
注意点
新月に願い事を書く時には、いくつか注意すべきことがあります。まず願いごとは2つ以上・10個まで。ひとつだけ書くと、月のエネルギーが活性化せず、あまりにも多いと、エネルギーが分散されてしまい、願いごとが叶いにくくなってしまいます。
また、すべて自分を変えるための願いごとを書くようにしてください。月の力は、相手を変えることはできません。
そして、必ず新月を迎えてから書くようにしてください。新月を迎える、正確な時間も確認しておきましょう。フライングはNGです。
三日月(クレセントムーン)
新月の後、3日目にあらわれる月が三日月です。
新月に新たにスタートさせたことに対して、しっかりと基盤作りをするのに適しています。焦らず確実にすすめていくことがポイントです。
上弦の月
新月から7日目にあらわれ、空に弓を張った状態に見える月が上弦の月です。
キーワードは「吸収」や「アクティブ」。満月に向かい、エネルギーが強くなっていく時期で、旅行や飲み会、デートなど、アクティブなことを存分に楽しめます。色々な人との交流で、有益な情報も得やすい時期です。
新月に始めて、基盤作りをした物事を具体的に進めるのに適しているため、目標が明確であればあるほど、順調に進んでいきます。判断力も冴えているので、大事な決断をするのもOK。ただし、空回りしてトラブルが起きやすい時期でもあるので注意しましょう。
体調やお肌の調子も上がる時期ですが、太りやすい時期でもあるので、暴飲暴食に注意です。よく噛んで、寝る3時間前は食べないなど、最低限自分できることを心がけましょう。
十三夜(ギバウスムーン)
満月になりつつある月のことを十三夜(ギバウスムーン)といいます。新月からスタートさせた物事が花開く一歩手前の状態で、目標や夢に向かって必要な技術を身につけるのに適しています。
ただし、もう少しで叶いそうだからといって、本来の目的から外れた行動を取ったりしてはいけません。油断は禁物です。
満月
月の引力がもっとも強くなる満月。そんな満月の日に得られるパワーは、達成のエネルギーです。また、満月の光というのは、浄化パワーがとても強く働きます。
そして、潮が満ちたり、出産が多かったりするように、満月には引っ張る力も働いており、これらのパワーを利用して、良い運気を取り込むことができます。
満月では、新月で願ったことや始めたことが実を結んだり、結果が出やすい日です。新月から始めた物事が達成されたり、願いが叶った場合は、月に向かってお礼をしましょう。
もし叶わなかった場合は、何か問題があるはずです。満月は、自分でも気づかなかった問題が表面化する時期でもあるので、これまでの自分自身を振り返り、計画を見直してみましょう。
そのため、この日に新たな願い事をしてもあまり意味はありません。
キーワードは「解放」や「放出」。満月以降は次の新月へ向けて月が欠けていきます。今までの自分を「振り返り」、ダメだと思っている部分や悩みなど、手放したいことを解放するために適しています。
紙(できれば青い紙)とペンを用意し、自分が解放されたい内容を書きましょう。終わったら、解放された自分自身を強くイメージし、最後にその紙をビリビリに破いて捨てましょう。
心がデトックスされ、ゆっくりと眠った次の日から、また前向きに頑張っていけるはずです。
また、瞑想やダイエットを始めるのにも適しています。体内の不要なものを捨てることにより、新しいエネルギーが入りやすくなるのです。
満月にしか作れない特別な水
満月の夜は、この日しか作れない満月水を飲むことによって、満月のパワーを取り入れることができます。
作り方は簡単です。満月の夜に、コップに水を入れます。コップは月が見えるよう透明なものを、また水は水道水でもかまいませんが、ミネラルウォーター(天然水)などがおすすめです。
水を入れたコップ越しに、あなたが好きなだけ満月を見たら、月のパワーを体の中に取り入れるイメージを持ちながら、水を飲んでいきましょう。
パワーを逃さないよう、一気に飲んでしまうほうが〇。これだけで、月のパワーを体の中に入れることができます。
月のパワーが入ることにより、あなたの中にある不純なものや邪気などがすべて浄化されていきます。さらには良い運気も取り込むことができるので、運気が上昇していくことに。
自分で飲むのとは別に、コップに入れた水を満月の光に一晩あて、場の浄化や、化粧水、お風呂に使うのもおすすめです。
注意点
満月も新月と同じように、満月を迎えたあとに行いましょう。また、もっとも力が強いのは満月になってからの8時間です。無理な場合は、必ず48時間以内に行うようにしましょう。
ディセミネーティングムーン
満月から徐々に欠けはじめていく月をディセミネーティングムーンといいます。ラテン語で種まきという意味があります。
この時期は、成就した、叶ったことを世間に広めていくのに適しています。どんなにささいな、小さなことでも大丈夫。あなたの得た知識や達成したことを、周りに広めて発展させていきましょう。
下弦の月
満月から8日目にあらわれ、欠けていく月を下弦の月といいます。
この時期は、満月で願い事がある程度叶ってしまったために、やる気を失ったり、今までやってきたことに対して自信を失ったり、葛藤を抱えやすくなります。
心も身体も、前半で吸収したものから不要なものは手放し、リラックスした気持ちで今の自分を見つめる時間にあてましょう。
とにかくこの時期は「静けさ」と「デトックス」がキーワード。満月までの前半をアクティブに過ごしてきたあなたは、後半を静かに過ごすことが心地よく感じられます。
瞑想や日記をつけるなどして、内なる自分に語り掛け、ヨガやストレッチなどで体をリフレッシュさせたり、エステやマッサージでゆっくりとリラックスするのもおすすめです。
ダイエットをしている人は、この時期は無理なく食事の管理ができます。刺激物を避け、ヘルシーな食事を心がけて下さい。
バルサミックムーン
新月に向けて欠けていく三日月のことをいいます。月の満ち欠けの最終段階で、今までしてきたことを振り返り、次の新たなスタートに向けて準備をする期間です。
新しい試みにチャレンジしたり、アイディアを膨らませるのにも適しています。
まとめ
月のサイクルは私たちと深い関わりがあり、満ち欠けによってそれぞれのパワーも異なります。月のリズムに合わせて行動することで、願いが叶いやすくなるだけではなく、普段の生活を過ごしやすくすることができます。
なんだか最近うまくいかないな、と思ったら月のサイクルを意識してみて下さい。新しいことにチャレンジするのには向かない時期や、家でゆっくりと過ごした方がいい時期に、逆の行動を取っているかもしれません。
例えば、減量するより、筋トレなどでボディラインを整えた方がいい、新月から満月の時期に、食事を制限するダイエットをしているなどです。
ご紹介した月のサイクルを参考に、仕事やプライベートのスケジュールを組むと日々のメリハリもつき、良い運気もキャッチでき、グンと過ごしやすくなるはず。
ぜひ、不思議な月のパワーを上手に借りて、願いを叶えてくださいね。
最後までありがとうございました。
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