悪縁を断ち切る方法とは?上手に縁切りをして良縁を呼び込もう!
人には、目に見えない縁というものがあります。そして、縁には自分を良い方向へ導いてくれる良縁と、悪い方向へ向かわせる悪縁があります。
良縁を結ぶには、まず縁を切ることから。悪縁をバッサリと断ち切り、心機一転させて清々しい気分で過ごしていきましょう。
そこで今回は、悪縁とはどういうものなのか、悪縁を断ち切るおまじないや風水術などをご紹介します。
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この記事の目次
悪縁とは?
悪縁とは、運気に悪い影響を及ぼす関係です。自分の意思でコントロールできず、勝手にまとわりついてきたり、嫌だと感じていても、断ち切ることができず、ずるずると続いてしまうことが多いです。
たとえあなたの運気が良かったとしても、相手が悪ければ引っ張られてしまうこともあります。
反対に、良縁は運気に良い影響を及ぼす関係です。良縁は、
・一緒にいて心からリラックス
・一緒にいて心から楽しいと思える
・直感でいい人だと思う
・自分を利用してこない人
など、心から信頼でき、一緒にいることで運気も良くなっていく関係にあります。
悪縁は見分けるのが難しい
悪縁は良縁と見分けるのが難しく、だからこそ厄介なものなのです。
というのも、最初から嫌な印象であれば近づかなければいいだけのことですが、すごく気が合い、親切で優しい人だと思って仲良くなっていくうちに、だんだん態度が変わってきた、気がついたら利用されていたり、陰口を言われていたなど、悪縁も最初は良縁のように見えることが多いからです。
そうなってしまうと、なかなかスパッと悪縁を断ち切ることができず、縁を切るのは相手に悪いという思いがあったり、長年の付き合いだから、良い所もあるなど、色々な理由を付けて、自分でもそれが悪縁だと薄々感じながらも、ずるずると関係を続けてしまうことに。
悪縁は、自分にとって良くない出来事を呼び込んだり、良縁を遠ざけ、自分の人生を悪い方向へ向かわせてしまいます。悪縁は悪縁を呼び、自分と自分の周りは悪い運気の流れでいっぱいになってしまうのです。
これでは良い縁も呼び込むことができず、運気は下がっていく一方です。幸せな人生を送るためにも、悪縁は断ち切るに越したことはありません。
悪縁を断ち切るおまじないや風水術
では、悪縁を断ち切るにはどうすればいいのでしょうか?その相手ともう一切会わず、物理的に離れ、電話やメール、SNSなどのすべての連絡手段を断つことができればいいのですが、それができれば苦労はしません。
職場の相手など、関係性によってはどうしても顔を合わせないといけないことも多く、なるべく揉め事にならないようにしたいもの。そこで、縁切りのためのおまじないや風水術をご紹介します。
水で洗い流す
「水に流す」という言葉があるように、水は悪縁をキレイに流し去ってくれるパワーがあります。
まず、新しいトイレットペーパーとペンを用意し、トイレットペーパーをミシン目に沿って切ります。そこに縁を切りたい人の名前を書きます。そして、縁を切りたい、別れたいと念じながらトイレに流してしまいましょう。
水は悪い物も良い物もあつめるので、家の水周りの掃除をしっかりしてからおまじないをするようにしましょう。トイレやお風呂、キッチンなどを常にキレイにしておくことで、あなたに良縁を呼び込みます。
また、手足を清めることで厄を落とすことができるので、人間関係で嫌なことがあったときに、すぐに手足を洗うのも効果的。
川を使ったおまじない
川の水を使った、さらに強力な縁切りのおまじないもあります。
白い紙と水性ペンを用意し、紙に縁を切りたい相手の名前を書きます。そしてあなたの近所に川にその紙を流しましょう。そのとき、名前を書いた方が下向きになるようにして流してください。
水性ペンで書いた名前が川の水で滲み、水の力でその名前を消すことであなたとの悪縁を断ち切ってくれます。
はさみで縁切り
紙に縁を切りたい相手の名前を書き、その紙を、はさみで名前が読めなくなるまで切り刻みます。そして、はさみで切れなくなったらカッターで刻みましょう。
もう切れなくなったら燃やして、灰を土に埋めればOKです。
ハサミやカッターは縁を切る強力なアイテムなので、本当に縁を切りたい人にだけ使いましょう。
ホッチキスで職場関係を良好に
職場での人間関係は、縁を切りたくてもなかなか難しく、できることなら穏便にしたいもの。かといって我慢するだけではストレスもたまってしまいます。
そんなときはホッチキスを使ったおまじないで、職場の合わない人との関係を薄くしましょう。
まずは紙10枚、ペン、ホッチキスを用意します。用意した紙10枚すべてに縁を切りたい相手の名前を書き、表裏を交互に重ねて、ホッチキスで左上だけをとめましょう。
その紙はそのまま置いておき、翌朝、右上をホッチキスでとめます。そして次の日に左下を、その次の日に右下をとめ、4日間で4ヶ所をとめてください。
そして、5日目に名前を書くときに使ったペンを、紙の束の上から刺します。穴のあいた紙をはさみで細かく切り、捨ててしまえばおまじないは完了です。
このおまじないは自宅でやっても大丈夫です。ただし、誰にも見られないようにやってください。
お塩を使う
お塩には浄化の力があります。粗塩と半紙を用意して、半紙の中心に粗塩を入れて包みましょう。そしてそれを、机や棚などの、一番の引き出しに入れてしまいます。
そうすると悪い縁が近寄れなくなります。
部屋の四隅に少量の塩をまいたり、玄関先にお塩をまくのも、古くから悪縁を断ち切るおまじないとして有名です。これらのおまじないをするときは、精製されていない天然の塩(粗塩)を使うようにしましょう。海の恵みを含んだ天然のものでないと効果がありません。
掃除や模様替えをする
風水では、運気の流れを良くするのに一番高効果的なのが掃除をすること。自分にとって土台となる、住まいの環境をキレイにすっきりさせることで良縁を呼び込み、悪縁を寄せ付けません。
運の流れを一新させたい時は模様替えをしてみましょう。すみずみまで綺麗にすることで気持ちもスッキリし、悪い気を洗い流してくれます。
そして、悪縁を切る強い味方となってくれるのが、玄関マット、サボテン、長めの暖簾、雄鶏モチーフです。どれも気軽にインテリアに取り入れられるものばかりなので、模様替えのついでに置いてみてはいかがでしょうか。
玄関マット
玄関は縁や運気の出入り口で、玄関マットは、良い運気は家の中へ、悪い運気はそこで食い止めるという働きをしてくれます。玄関から入ってくる運気が、良いものか悪いものか判断してくれるのです。
そのため、最近人間関係が良くないな、ツイていないなと感じたら、玄関マットを新調してみましょう。悪縁を断ち切ることができるかもしれません。
サボテン
サボテンは、見た目からも想像できるように、悪い運気をそのトゲで撃退し、吸収してくれるのです。あなたを取り巻く悪い気を払ってくれる強い味方です。
そんな頼れるサボテンを家の玄関や外に置いておくと、縁切りに効果があるといわれています。玄関の外に置いておくことで、家にネガティブなエネルギーが入ってくれるのを防いでくれます。
暖簾(のれん)
暖簾というのは、昔から邪気が入ってくるのを阻止するものとして人々に知られています。そのため、飲食店によく暖簾がかかっているのは、営業中の合図以外にも、悪縁を寄せ付けないという意味もあるのです。
そのため、玄関からリビングが一直線になっていて丸見えのような場合は、リビングの入り口に暖簾を置いてみましょう。暖簾は長めのものが〇。玄関から入ってくる悪縁を遮断してくれる効果があります。
雄鶏(おんどり)のモチーフグッズ
雄鶏は、招財鶏といわれ、金運・商売運・家庭運・子宝運アップには欠かせない、風水では有名なラッキーアイテムです。リビングや寝室など、普段自分が長く過ごす場所に雄鶏のモチーフグッズを置いておくと、陰の気をついばんでくれます。
雄鶏のパワーで、悪縁の悩みもすっきり取り除いてくれるはずです。
下着と部屋着を新調する
風水では、最低でも半年~1年に1回、下着を買い換えると良いといわれています。下着は直接肌に触れるため、気を吸収しやすく、古い物をいつまでも身に着けていると、運気が下がってしまいます。
そして下着だけでなく、部屋着も新しくするとより効果的。見えないところから変えていくことで、内面に大きな変化があらわれ、悪縁を寄せ付けない自分になることができます。
神社やお寺などに行く
神社やお寺のようなパワースポットには、悪い運気や縁を断ち切ってくれるパワーがあります。神社仏閣は全国各地にあり、縁切りで有名な場所もありますが、自分の住んでいる氏神様や、お気に入りの場所でかまいません。
あなたが今行きたいと感じる神社やお寺があるならそこに行ってみてください。
悪縁を断つ時の注意点
以上、悪縁を断つおまじないや風水術をいくつかご紹介しましたが、これらを試す上で注意点があるので見ていきましょう。
本当に縁を切りたい相手なのか
縁を切るおまじないをするときは、本当にその人と縁を切りたいのかよく考えましょう。たまたま意見が衝突して言い合いになった、ケンカをしてしまったなど、突発的にカッとなっただけでおまじないをしようとしていませんか?
おまじないをした後に、やっぱりそんなつもりはなかった、本当は自分のためを思ってくれている人だったと後悔しても後戻りはできません。
おまじないをするときは、しっかりと考えてから実行するようにしましょう。
相手の不幸を願ってはいけない
おまじないをしたり、お参りをして相手との絶縁を願う時、自分を苦しめる人との縁を切りたいという願いが、相手が失敗しますように、相手が不幸になりますようにと、いつのまにか自分の欲望にすり替わっていることがよくあります。
ですが、相手との縁を断つ以外のことを考えてはいけません。たとえ嫌いな相手だとしても、その相手の不幸を願ってしまうと、必ずしっぺ返しが来ることを忘れないようにしましょう。
自分さえよければいい、という思いでいると、後で必ず跳ね返ってくるのです。
絶縁を願うなら自分から近づかない
せっかくおまじないや良縁を呼び込む行動をしても、縁を断ち切りたい相手に自分から近づいて行ったり、連絡を取るなど、関わりをもっては意味がありません。
職場や学校で必ず相手と顔を合わせないといけない場合なら、最小限の話にとどめるなど、自分から相手に必要以上に近づかないようにしましょう。
自分にとってのメリットを断ち切る
相手のことを変えるのは難しいですが、自分のことは自分次第で変えることができます。何をしても縁が切れないときは、どうして相手との関係を切ることができないのか考えてみましょう。
悪縁を切ることができない人の多くは、結局自分もその相手を利用している場合が多いのです。たとえば結婚相手や恋人の場合、金銭的に助かっている、さみしさを埋めてくれるなど、自分にとってメリットがあるのではないでしょうか?
このようにいくつかメリットがあり、それを断ってしまうのはもったいないと感じてしまうからこそずるずると続けてしまうのが悪縁です。
具体的な嫌がらせがあったわけでもない、仕方ないという感情も同じことで、関係を断ち切ることで自分が悪者にならないか、仕方なく付き合ってあげているだけ、など、これも関係を断つデメリットよりも続けるメリットの方を優先しているのです。
それでも良いと思えるなら構いません。何を幸せと思うかはその人によって違うからです。ですが、その関係に悩み、苦しみ、最悪の場合心の病にかかってしまうことだっておおいにあり得ます。そうなってしまっては遅いのです。
すっぱりと身軽になりたいと思うなら、まずはそのメリットを断ち切る勇気を持ちましょう。手放す覚悟ができたら、その瞬間から今度は幸せな良縁が入ってくるスペースができるはずです。
最後までありがとうございました。
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