ドライフラワーは風水的にNG?造花は?それでも飾りたい時!
ドライフラワーは、生花と違い長く楽しむことのできる上、水替えの手間などもかからずに飾ることができるインテリア。
手軽にお花を飾ることができるので好む方も多いですが、風水では良くないといわれることがあります。
そこで今回は、風水でドライフラワーがNGとされる理由、ドライフラワーの飾り方や注意点などについてご紹介します。
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この記事の目次
ドライフラワーって何?
ドライフラワーは、自然の草花を乾燥させたものです。いくつか作る方法はありますが、自然乾燥で手軽に作ることができるため、生花を楽しんだ後にドライフラワーにしてさらに長く楽しむ人も。
また、今ではカラフルなドライフラワーで作ったおしゃれなブーケやリース、ヘアアクセサリーやピアスなど、アレンジ商品も豊富で、色々な楽しみ方ができます。
ちなみに、似たようなものとして、生花や葉を特殊な液体に沈めて水分を抜き、生花と同じ外観を長く保つことのできるプリザーブドフラワー、紙や布などで本物の花に似せて作られた造花などもあります。
ドライフラワーは風水ではNG?
風水では、生花や鉢植えの観葉植物などを置くことによって、さまざまな運気アップに効果が期待できるのですが、実は、ドライフラワーを置くことはあまりよいとされていません。
何故かというと、風水から見たドライフラワーは、死んでしまった花とされているからです。
生花や観葉植物などは、生命あふれる強い「生気」という気を生み出しており、そのパワーを使って気の流れを良くしたり、周りの気を活性化しているのですが、ドライフラワーにはその力はありません。
それどころか、風水では枯れているものには陰の気があり、そのまま飾っていると邪気を呼び寄せ、さらにそこに住む人のエネルギーを吸い取っとしまうと考えられているのです。
そのため、風水の観点でいうと、ドライフラワーは置かないに越したことはないアイテムの一つといえます。
ですが、プレゼントでいただいたり、気に入っているから飾りたいという人もたくさんいるはず。そこで、ドライフラワーを飾るにはどうすればいいか見ていきましょう。
運気を悪くしてしまうインテリアでも、ポイントをおさえれば悪い影響を受けずに飾ることもできるのです。
運気を下げないドライフラワーの飾り方
ドライフラワーは邪気を呼び寄せてしまう性質があるため、置く場所や飾り方には注意しなければなりません。
風水などをまったく気にしないのであればどこに置いても構いませんが、気になる方は、以下の点に注意してみましょう。
ドライフラワーを置いてはいけない場所
まずは置き場所について。ドライフラワーを飾るときに、絶対避けた方がいいとされるのが、
・玄関
・寝室
・リビング
です。玄関は良い気を家に取り入れるための重要な出入り口なので、そこに陰の気を持つドライフラワーを置いておくと、良い気を吸い取ってしまい、悪い気が溜まりそれが家中に充満してしまうのです。
寝室は寝ている間にその日についてしまった厄を落とし、体内に新しいエネルギーを取り入れる場所。1日の終わりと始まりを過ごし、多くの時間を過ごす場所になるため、邪気を引き寄せるドライフラワーを置くのは辞めておきましょう。
そしてリビングは、家族全員が集まり、長い時間過ごす場所です。そのため、ドライフラワーを置いてしまうと、家族全員が邪気にさらされてしまうことになってしまいます。
他には、家全体の運気を左右し、邪気が発生しやすいトイレや、健康運や家族運を左右するダイニングも避けた方が良いとされています。
ドライフラワーを飾ってもいい場所
では、どこならドライフラワーを飾ってもいいのかというと、
・風通しの良い場所
・キッチン
・西側の窓辺
といった場所です。ドライフラワーは、風通しの良い場所に飾ることで邪気を溜まりにくくします。
階段や廊下、窓際など、良い気を流す通り道に飾るようにしましょう。悪い気を溜まりにくくするために、床などにはあまり物を置かない方がいいため、ドライフラワーを飾るときは壁に飾るようにしてください。
キッチンはおすすめとまではいきませんが、常にいる場所ではないため悪い気の影響をあまり受けずに済み、換気扇などがあれば空気の流れもできるため、悪い気を流すこともできます。ダイニングキッチンのように、その場所で食事をしたり過ごす時間が長い場合は避けましょう。
そして、西日の当たる窓辺にドライフラワーを置くと、運気をアップさせることができます。窓辺なので風通しも良く、邪気がたまってしまうことがありません。
西日の当たる窓辺は女性の魅力を高め、運気をアップさせることができる場所。黄色や赤などのドライフラワーを飾ることで、恋愛運や金運アップが期待できます。
好きな場所であることも大切
ドライフラワーを飾ってもいい場所、NGな場所をご紹介しましたが、もう一つ大事なのはお気に入りの場所に飾るということ。
避けた方が良い場所はなるべく避けるようにした上で、そこに飾ることで嬉しくなったり楽しい気持ちになれるのであれば、ぜひそこに飾りましょう。
その方が運気アップの効果が高くなります。
ドライフラワーを飾るときのポイント
では次に、ドライフラワーを飾るときのポイントについて見ていきましょう。
こまめに掃除する
生花などよりは手間がかからないドライフラワーですが、それでも埃や塵などはたまってしまいます。汚れは邪気を集め、悪い効果を強めるものとされているため、こまめに掃除をしてキレイな状態を保つようにしましょう。
赤い物と一緒に飾る
風水で赤は厄除けの意味があるため、一緒に飾ると陰の気を中和することができます。
そのため、ドライフラワーを赤いリボンで結んだり、赤い置物と一緒に飾るようにしましょう。インテリアとしても映えるためおすすめです。
ビンに入れてフタをして飾る
ドライフラワーを瓶の中に入れ、蓋をして飾ると、陰の気を閉じ込めてしまうことができるため、運気を下がりにくくすることができます。ポイントは蓋がしっかりと閉まっていること。
外の空気に触れていなければ、邪気を引き寄せることはないため、寝室や玄関に置いて楽しむこともできます。
部屋を彩るインテリアとしてブームともなっているハーバリウムも、おすすめの飾り方です。
陶器の花瓶を使う
ドライフラワーを花瓶に入れて飾るときは、陶器の花瓶を使うようにしましょう。陶器の花瓶は陽の気を持っており、ドライフラワーの陰の気を打ち消し運気をアップさせてくれる効果が。
ただし、そのまま放置してホコリが被った状態になっていると運気は下がってしまうため、こまめな掃除を忘れないように。
アロマオイルを垂らす
アロマオイルは、運気を引き寄せてくれるアイテムです。そのため、ドライフラワーに垂らすことで陰の効果を打ち消してくれます。良い香りもして気持ちもリラックスできるのでおすすめです。
自分のお気に入りのアロマオイルを定期的につけてみましょう。
リースにする
リースは輪っかの形をしていますが、風水的に輪は対人運アップや安定の象徴とされています。そのため、ドライフラワーをリースにして飾ることで、ある程度悪い効果を打ち消すことができます。
自然の素材を使う
麻ひもや綿などの、自然素材には陽の気があるとされています。そのため、自然素材のものでドライフラワーを包んだり、束ねて飾ることで、ドライフラワーの陰の気を中和することができます。
プリザーブドフラワーや造花を飾るときは?
ドライフラワー以外の、プリザーブドフラワーや造花なども風水的に見てどうなのか見てみましょう。
プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーは、フランスのヴェルモント社が開発し特許取得した、生花保存技術によってつくられたものです。本物の花を特殊な液で加工し、長期保存できるようにしたもので、生花とドライフラワーの中間的な立ち位置になるといえます。
まだ誕生して30年弱の存在なので、風水においての解釈が確立されておらず、人によってさまざまですが、概ねドライフラワーより好意的で、生花の何分の1ほどのごく弱いパワーですが、運気アップが見込めると解釈する場合もあります。
ですが、やはり生命活動はないため、基本的にはドライフラワーと同じように考えましょう。
掃除をこまめにして、玄関や寝室、リビングなどを避けて飾ってください。
造花やフェイクグリーン
造花は草花に似せて作られた、人工的なもの。最近ではフェイクグリーンなどの人工観葉植物もインテリアとして人気があります。
そんな造花やフェイクグリーンですが、本物の草花ではないため、本質的に風水与える影響は良くも悪くもありません。
生花などの持つ、生命力による運気アップの効果はありませんが、色がもたらす活気や華やかさはあり、それによる開運効果は期待できます。
華やかな暖色系の造花を飾って、お部屋の雰囲気を明るくしたり、フェイクグリーンの緑の色で、癒しや落ち着きの効果を得ることができるのです。
そのため、色による効果を狙って飾るのがおすすめ。もちろんこちらも、ホコリなどがたまることのないようにしてください。
まとめ
ドライフラワーやプリザーブドフラワー、造花などは、生花と違って手間もかからないとして飾る方が多いですが、一番気を付けなければいけないのは飾りっぱなしにすること。
枯れないからといって放置されやすく、ホコリなどがたまってしまうケースが非常に多いのです。それではさらに悪い気を呼び寄せてしまい、そうなってしまうのであれば飾らない方がましなのです。
本物ほど手入れをしないまでも、ホコリがつもる前にこまめに拭いたり、掃除をしてください。
風水の観点から見ると、生花や観葉植物などの生気を持つものに勝るものはなく、残念ながらドライフラワーはできれば置かないに越したことはなく、避けた方が良いとされるインテリアの一つですが、置き方にさえ注意すれば楽しむことができます。
プリザーブドフラワーも解釈はさまざまですが、基本的にはドライフラワーと同じように飾ればOK。
そして造花やフェイクグリーンは、そもそも本物の植物を使ったものではないため、色の持つ効果を狙って置くインテリアとして考えましょう。
どれも飾ることで部屋を華やかにしてくれるインテリアなので、一概に悪いわけではありません。お手入れをして上手に楽しんでみて下さいね。
最後までありがとうございました。
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