キッチンは金運と健康運を左右する!?風水で見るキッチンとは
キッチンは食べ物を調理する場所です。私たちは毎日キッチンで作られた料理を食べてできています。風水においても、食べ物は人のパワーの源。そのため、健康運に強い影響を与えます。
そしてキッチンは、家計が苦しい事をあらわすのに、「台所が火の車になる」という言葉があるように、金運や貯蓄運を左右します。金運が上がるも下がるも、キッチン次第。
このように、キッチンは健康運と金運の2つ大切な運気に深く関わっているのです。
そこで今回は、運気の良いキッチンはどんなキッチンなのか、注意するポイントなどについてまとめてみました。
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この記事の目次
風水の「気」とは何?
キッチンは風水で見ると、「火」と「水」の反発しあう2つの気が同居しています。そのため、気が乱れやすく悪い気が発生しやすい場所といえます。
風水のベースの考え方に「五行」というものがあります。五行では、自然界は「木(もく)」、「火(か)」、「土(ど)」、「金(ごん)」、「水(すい)」の5つの要素で成り立っており、これらが循環することによって自然界が成り立っていると考えられています。
この5つの要素の間には、相性が良いとされる「相生(そうじょう)」、相性が悪いとされる「相剋(そうこく)」、ますます強く盛んになるとされる「比和(ひわ)」という関係があります。
相生(そうじょう)
・木は火を生じる
・火は土を生じる
・土は金を生じる
・金は水を生じる
・水は木を生じる
この関係は、永遠の循環を示すもので、相性が良い関係です。「相性が良い」という言葉は相生から生まれたといわれています。
相剋(そうこく)
・木は土に勝つ(木は土から栄養を吸い取る)
・土は水に勝つ(土は水を吸い取る)
・水は火に勝つ(水は火を消す)
・火は金に勝つ(火は金属を溶かす)
・金は木に勝つ(金属は木を切る)
この関係は、相性が悪いとされ、相剋の関係がある場所では気が乱れやすくなってしまいます。
比和(ひわ)
木と木、火と火、土と土、金と金、水と水、というように、同じ性質の気が重なると、その相乗効果でさらに盛んになるというのが比和の関係です。
ただし、良い方向ならさらに良くなりますが、反対に悪い方向の場合はさらに悪くなるということになります。
キッチンは気の乱れやすい場所
キッチンは、「火」と「水」が同居する、つまり相剋の関係です。そのため、バランスを整えるために木製の食器棚や観葉植物を置くなど、「木」の性質のものを置くと、良い運気が流れてくれるようになります。相生の関係を利用しているのです。
毎日使うだけに汚れやすい場所でもありますが、ゴミをためる・汚れたままの食器を長時間おいたままなど、キッチンが汚れていると、さらに悪い気を発生させてしまいます。
風水に関係なく、不衛生な場所で調理するのは健康に悪影響です。その料理を食べるあなたも、あなたの家族も運気が下がってしまいます。
「火」と「水」のバランスを保ち、いつも掃除の行届いているすっきりとしたキッチンが、金運を呼び込むキッチンといえます。
運気を上げるキッチンにするには?
キッチンは、金運と健康運を司っている場所です。そのため、風水的に良いとされるキッチンで作られた料理はまさに開運料理。食べるあなたや家族の健康を維持し、家族みんなの運気もアップします。
ただし、キッチンは汚れやすく、気の乱れが起きやすい場所でもあるので、普段何気なくしていることが運気を下げる原因になっていることも。
運気を上げるキッチンにするにはどうすればいいのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
シンク
シンクには、洗い物をためたままにしないようにしましょう。汚れた食器からは悪い気が発生し、その悪い気を水がためんこんでしまい、家中が悪い気で充満してしまいます。
そんな状況ではさまざまな運気も下がる一方です。洗い物はすぐにすませ、三角コーナーのゴミはこまめに捨て、排水溝も定期的に掃除し、できることならシンクはいつもピカピカに。汚れた水がたまらないよう、飛び散った水滴も拭き取っておくと完璧です。
また、シンク下の収納には、食材や調味料などを置くと金運が下がってしまいます。シンク下は「水」の気が特に強く、調味料などの食材は「火」の気を持つため、気のバランスが乱れてしまうのです。
シンク下には鍋やざるなどの「金」の気を持つ調理道具を置くようにしましょう。
ガスコンロ
シンクと同じように、ガスコンロの周りも汚れやすい場所です。油汚れなどを放置したままにしておくと、悪い気が発生します。そこで作った料理を食べても運気は上がらないのです。汚れるたびにさっと掃除するのを習慣化しましょう。
鍋やフライパンをコンロに置きっぱなしにしておくのもあまりおすすめできません。金運が下がってしまいます。使い終わったらキレイに洗い、所定の収納場所にしまうようにしましょう。
そして、ガスコンロの下は「火」の気が強い場所です。「金」の気を持つ金属製の調理道具を置くと、金が火に抑えらえてしまい、財運が脅かされたりする可能性が出てきてしまいます。シンク下とは反対に、同じ「火」の気をもつ食料品を置くようにしましょう。
換気扇
キッチンの換気扇も油汚れが多く、ベタベタしやすい場所ですが、換気扇が汚れていると、キッチンの臭いがスムーズに排出されなくなってしまいます。悪運は悪臭に発生するため、キッチンの臭いが他の部屋にも行き渡ると、他の部屋も悪運で満たされてしまいます。
風水では気の流れがスムーズであることも大きなポイント。キッチンの空気の流れを良くし、気のめぐりを良くするためにも、換気扇は定期的に掃除するように心がけましょう。
キッチンマット
キッチンマットには、乱れやすいキッチンの気のバランスを取ったり、邪気を抑える効果があります。運気は足もとから入ってくるため、足もとが汚れていると、汚れた運気が体の中に入ってくることに。
そのため、キッチンマットを汚れたまま使っていると、全体運が低下する原因になります。そして、キッチンマットをはがしたときに、床が油でベタベタしていたら金運が落ちている証拠です。しっかり床を磨いておきましょう。
キッチンマットに限らず、汚れていると悪い気を溜める原因になってしまうので、こまめに洗濯してキレイに保つようにしてください。キッチンマットを洗濯しても汚れが落ちないときは、新しい物に買い替えましょう。
冷蔵庫
食べ物を入れる冷蔵庫は財庫の一つで、冷蔵庫の中の乱れは心とお金の乱れにつながります。
よく、冷蔵庫の扉にメモや写真などを貼っている人がいますが、その予定や人間関係を冷やすことになってしまいます。冷蔵庫の扉に限らず、あらゆる「扉」は幸運の入り口です。そのため、メモなどが貼ってあるとそれが邪魔になって、幸運が入って来られなくなってしまいます。
また、冷蔵庫の中に入っている食材にも注意しましょう。消費・賞味期限が切れているような、もう使えない食材をいつまでも入れていると、他の食材の運気もダウンしてしまい、運気も腐ってしまいます。
物を詰め込み過ぎるのもNG。すき間を開けて収納することで冷蔵庫の中の気をスムーズに流すことができます。
そのため、どうしても冷蔵庫にメモなど貼りたいときは、扉ではなく側面にするなどして、扉には何もない状態にしましょう。そして、冷蔵庫の中は整理して、使う食材だけを入れるようにしてください。もちろんこまめに掃除して清潔を保つことも忘れずに。
中も外もすっきりとした冷蔵庫を目指しましょう。
電子レンジ・トースター
一人暮らしの家などで、電子レンジやトースターなどを冷蔵庫に置いているのをよく見かけますが、これは風水的にはNGです。火と水の気がぶつかり、無駄な出費や人間関係のトラブルを招いてしまいます。
どうしても置く場所がないときは、間に分厚い木製の板をはさみ、その上に置きましょう。近くに小さな観葉植物を置くとさらに〇。「木」の性質をもった植物などを置くことで凶作用を和らげてくれます。
そして、電子レンジ・トースターも汚れが溜まやすい場所です。使うたびにこまめに拭いて、いつもキレイな状態を保つようにしてください。
食器
食器は、金運上昇のための大事な受け皿です。これから来る金運を入れるための器と考え、大切に扱いましょう。
そして、金運を呼び込むためには、プラスチックなどの安物の食器はNG。食器は財産を意味するため、食器の格でその人の格が決まってしまいます。使っている食器によって、相応の運気をもたらすのです。つまり、安い食器は安っぽい運気しか入ってこないのです。
ただし、高価でも、お客様用でずっとしまってあるなど、使わなければ意味がありません。そして、どんなに高級でもその食器を気に入っていなければ意味がありません。
美味しいと感じない食器でご飯を食べるのも、運気が下がる原因になります。
自分が毎日使うものこそ、ワンランク上の質の高い、お気に入りの食器にすることがポイントです。
そして、欠けたりヒビが入っているものはもう役目を果たした食器です。そのままにしていると運気がどんどんダウンしてしまいます。あなたの身代わりになってくれた可能性もあるので、お礼を言ってから処分しましょう。
食器をしまうときは、入ってきた金運を逃さないためにも、お茶碗やコップ類、丼などの深さのある食器は、なるべく伏せて収納するとOK。食器棚も食器も、いつもきれいな状態にしておきましょう。茶渋のついたコップはきちんと落とし、欠けてしまったものは処分して、食器棚の中もすっきりさせるように心がけましょう。
包丁
包丁は食材を切ることから、食材についている不運を断ち切る意味があります。また、あらゆる縁を切る意味も。そのため、包丁をいつも出しっぱなしにしておくと、不運に対しての威力がなくなってしまったり、金運との縁を切ってしまうことに。
食材についた不運を断ち切ることができないと、開運料理も作れなくなります。包丁は、使わないときは引き出しなど、刃の見えない場所に収納しましょう。
また、包丁の刃は定期的にお手入れするようにしましょう。風水では、刃物は金を司る重要なアイテムです。刃先がボロボロだと、金運が下がる一方です。お手入れをきちんとし、使わないときはきちんと保管することが大切です。
これは包丁だけではなく、キッチンばさみやナイフ、おろし金などの刃物類も同じです。
ゴミ箱
キッチンのごみ箱は、生ごみなど匂いのするゴミを捨てることが多いため、悪い気が発生しやすくなっています。そのため、匂いの漏れにくい、フタつきのゴミ箱を使うようにしましょう。
ゴミはこまめに捨て、ゴミ箱自体も時々掃除して、キレイにしておきましょう。
浄水器
キレイな水は悪い気を流し、金運アップにつながります。フィルターが汚れると運気がダウンしてしまうので、こまめにお手入れしましょう。
観葉植物や生花
「木」の性質を持つ植物は、「火」と「水」の反発しあう関係を和らげ、バランスを取ってくれます。シンクとコンロが隣り合っている、冷蔵庫の上に電子レンジを置いているなど、火と水が隣り合っている間に置くと効果的です。
「今からおいしい料理を作るね」など、ポジティブなことを話しかけるのも、やる気アップにつながります。
まとめ
いかがでしたか?ちょっとした気分転換に、食器や調理道具を見直したり、掃除をしてみてはいかがでしょうか。金運と健康運を司るキッチン。しっかりと整えて、快適な空間を作ってみて下さい。
キレイに掃除されていて、スッキリとしたキッチンは料理をする気分も高まり、料理も楽しくなります。楽しく明るい気持ちで作った料理をみんなで食べて、家族と一緒にどんどん運気アップしていきましょう。
最後までありがとうございました。
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