開運はんこで運気を上げよう!!開運できる印鑑の選び方とは
印鑑は自分の「分身」といわれています。書面、宅配便の受け取り、銀行での引き落としなど、普段何気なく使っている印鑑ですが、古来では『首と引き換え』といわれるほど大切にされ、持ち主の命運を左右するものとして取り扱われてきました。
現代社会においても、たった小さな印で全財産を失う場合もある程、その効力は絶大で、契約書なども署名と「押印」によって成立しています。
特に日本では、印鑑がなければ銀行口座も開設できず、結婚も認められません。現実的な面でも私たちの仕事や生活に密接に関わっており、押印することにより法的な義務と責任が発生しているのです。
何気なく日常で押していますが、実に重要な役割をしており、正にあなたに成り代わって書面上で法的に認知しているもの、これが「印鑑」なのです。
「印章は自分の分身である」と昔からいわれているよう、印鑑はその人そのものであるといえます。運命学的にも「魂を宿すもの」とされ、その人の運勢に与える要素が大きいことが、【金を貸しても印は貸すな】と言われ続けてきた所以です。
この記事の目次
印鑑にも「顔」がある…「印相学」を知っていますか?
印鑑があなた自身であることはお伝えしました。ではその印鑑ですが、自分の名前が彫られていれば良いというわけではありません。
性別によっても大きさが変わり、それによって運命を開き、また強運を招きもします。印鑑によって運を開く場合に重要となるのが「印相学」です。
印相学とは何か?
家には「家相」、土地には「地相」、顔には「人相」、手には「手相」があるように、印鑑にも「印相(印鑑の吉凶)」があります。
この印相(印鑑の吉凶)は、その人の運命を左右するほどの力があるといわれています。印相学では、その印鑑の吉凶は、あなたの名前の字画数が運命を決めることになります。
そこで悪い結果が出てしまった場合、運勢が悪いままの印鑑を作ることになります。先ほど記載したとおり、印鑑は自分の分身であるため、運勢の悪い印鑑は、そのままあなたの運勢を左右することになります。
それを改善したい、改名したいと思うのは当然のことです。では、改善したい部分が出てきた場合はどうすればいいのでしょうか。それを解決するのが、印相学です。
印相学で運勢を変えることができるのはなぜ?
印相学では、地球が丸いことから、印の丸い部分も自然の摂理として考えます。地球に住む私たちは、常に自然とつながっており、自然の中で生かされている……印相学では自然であること、自然自体をとても大切にします。
そのため、印の形は地球と同じく正円型(丸)でなければなりません。円型は陽の気運で、健全・福徳・財禄の吉相であり、未来に向かっての発展性を象徴しています。(ただし正円型は個人の場合であり、会社の印の形は正円型とは異なります。)
では、丸ければ何でも良いのかというとそれも違います。昔から印鑑の素材(印材)には規定の寸法がありますし、印面は印相八方位と接触点増格法から成り立つため、吉凶の暗示が宿っています。
印材や見栄え以外に、印鑑の命である「印相」や印鑑そのものの質、形状によっても運気を下げてしまうこともあります。印材や見ための良し悪しだけでは判断できないのが印鑑の深いところです。
印相学に則ると、開運のためには「吉の相」で彫られた印鑑のみ本来の持ち味を発揮できるものです。
印鑑は、小さな丸の中であなた自身のすべてが存在しています。普段よく使う物だからこそ、良いものを選び、良い運気を呼び込みましょう。
○吉?凶?開運はんこの選び方
印相の良い印鑑とは?
では、印相の良い開運印鑑とは、どのような印鑑のことをいうのでしょうか。
1、印材は水牛・象牙・つげが吉
印材には印相学上の良し悪しが有ります。現在印材にはいろいろな種類のものが使われていますが、昔からの開運吉相の印材は水牛・象牙・つげの3種類です。
動物質の中では象牙と黒水牛の角、植物質の中ではつげのみが適印材とされています。
水牛(黒水牛)
調和・ゆとり・落ち着きを意味します。公務員、会社員として成功したい方に適しています。
象牙
自然に備わった野生の明るさがあり、発展・積極性ともに財運を意味します。実業家、事業家の方に適しています。
また、腕一本で勝負する弁護士、医者、文筆家、イラストレーターなどの自由業者や浮沈の激しい芸能関係者の方にも適しています。
つげ
開運印材の三代表の一つですが、黒水牛や象牙に比べて耐久力の点で劣り、磨減、欠落、汚損を起こしやすいのが欠点です。
使用頻度の多い重要な実印・銀行印・認印の三宝印には黒水牛・象牙を用いた方が良いでしょう。
2、開運のためには名前に調和している印鑑であること
開運のための印鑑作りには名前の他、生年月日や血液型等も関係してくるため、その運勢に調和しているかどうかを確認します。
そのため、印鑑を作る場合は、まず姓名判断をし、開運に適した印鑑になるよう文字の画数は修正等を行い、開運吉相の印鑑を作成します。姓名学上の欠点を印鑑で補い、開運へと導きます。
3、印相八方位に接点がある印鑑であること
開運吉相印鑑では、中国古来からの九星・五行・方位をもとに、姓名・生年月日の運気を調べ、印相学上の八方位にしたがって印相をつくります。
印相八方位とは、大きく分けて八つの運勢を表す円形の方位図です。印相八方位は九星気学のエネルギーの方角と連動していて、この方位図の円は正円とされ、「天の位」を表すとともに、円満の象徴であり、印相学の概念である「自然」の気をまんべんなく受ける円ということです。
この正円内に示される八つの運勢のどの部分にも、文字の端を印鑑の縁につなげて彫ってあること(これを接触点増格法といいます)が開運印鑑の吉相条件です。
九星気学とは
九星気学は、古代中国の思想にあるといわれています。宇宙や大自然には私たちの目には見えない気(エネルギー)があり、一定のリズムで循環しています。
そのエネルギーには空間、時間が流れていると考えられ、時間を一から九の数字に、空間を白・黒・碧・ 緑・黄・赤・紫の七色に振り分け、さらに木火土金水の五行を配したものが九星のかたちとなります。 (一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星)
この九つの星は干支と同様に毎年・毎月・毎日と動いており、生まれた年によって定まる星を本命星と呼びます。本命星から、その人が基本的にどのような運勢や気質をもっているかがわかります。
印相八方位とは
印相八方位とは、印面上を八つの運気に分け、各方位付けします。
それらを名声運・愛情運・社交運蓄財運・住居運・族運・希望運・才能運とし、この八つの運勢を印面上に配置し、姓名を掘り入れる際にそのバランスを判断し、弱運を強運へ変えるよう、正円との接点や太さを補強し改運へ導きます。
印相八方位の象意(意味)
それぞれの印相八方位の意味は以下の通りです。
一白水星
基礎位
住居・子孫・部下・晩年運
腎臓・生殖器・膵臓・耳・鼻
二黒土星
愛情位
愛情運・家庭運・堅実・土地・結婚・努力
胃・腹部・消化器系
三碧木星
願望位
活動・希望・才能・発展
肝臓・手足・咽喉
四緑木星
知能位
仕事・結婚・信用・繁栄
呼吸器・腸・食道・手・肩
六白金星
蓄財位
権威・財運・資金・事業・健康
血圧・気管支・神経・肺・頭・気力
七赤金星
福寿位
金運・レジャー・異性・恋愛・交友運
歯・口・舌・婦人病・肺
八白土星
家庭位
家庭・夫婦・親子・相続・人事関係・変化改革
間接・腰・疲労
九紫火星
名誉位
名誉・名声・成功・信用・権力・先見の明・才能
目・心臓・頭・乳房
あなたの本命星(九星)は?適材印はどれ?
先にご紹介した印鑑の材質を含め、生年月日によるあなたの本命星(九星気学)にあわせて適切な作印するのが吉相とされています。
本命星の出し方を掲載するので、自分の本命星と適した印材を確認してみましょう。
本命星(九星)の出し方
二通りの計算方法をご紹介します。各春節以前の誕生(1月1日~2月3日生まれ)は前年の星となりますので注意してください。
まず、ご自分の生まれた西暦年数をそれぞれ単数化して足し、10以下になるまで続けます。例えば、1986年生まれの場合は1+9+8+6=24⇒2+4=6という計算になります。(1月1日~2月3日生まれの方は1985年で計算します)
そして出た数字を11から引きます。
11-6=5 最後に出てきた5が本命星になります、この場合は5ですので、五黄土星が本命星です。
年号で計算する場合は、生まれ年の1の位と10の位を足して、11以下になるまで続けます。そしてそこから12から引いた数字が本命星となります。計算して10を超える場合はさらに9を引いてください。
○昭和生まれ
例)S29年誕生 12-(2+9)=1 ⇒ 一白水星
例)S12年誕生 12-(1+2)=9 ⇒ 九紫火星
○平成生まれ
例)H12年誕生 12-(1+2)=9 ⇒ 九紫火星
例)H20年誕生 12-(2+0)=10=10-9=1 ⇒ 一白水星
本命星(九星)
1、合性の良い材印
2、性格
3、特徴
①一白水星
1、象牙・つげ
2、忍耐強く中年運よい
3、一見柔和・内面強情・忍耐力有・孤独・気位高く反抗心有・親縁薄し・住居一定せず
②二黒土星
1、象牙・白水牛・黒水牛
2、異性に弱いが中年後が吉
3、おだやか・優柔不断・決断力欠く・協調性弱・男は女性的・異性に親切・良妻賢母
③三碧木星
1、象牙・白水牛・黒水牛・つげ
2、短期直情を押えよ
3、お人よし・トコトン言ったり行動する・トラブル多し・慎重性を欠く・父親縁薄し・住居安定せず
④四緑木星
1、象牙・白水牛・黒水牛・つげ
2、才能あれど気迷が危険
3、わがまま・倫理性協調性有・取越苦労・気迷・金出人多し・決断力欠く・異性弱
⑤五黄土星
1、象牙・白水牛・黒水牛
2、指導者タイプ・女性は女上位
3、目上に強く・部下年下面倒見良く親分肌・人を見下す・女は男勝り・立派に家を修める
⑥六白金星
1、象牙・白水牛・黒水牛
2、鼻柱強く実力者
3、負けず嫌い・行動力有・対人関係トラブル多し・女経営者型努力型・努力家型
⑦七赤金星
1、象牙・白水牛・黒水牛
2、回転早くプレイ好き
3、カン鋭どし・神経質・社交性有・話し上手・聞き上手・自尊心から頭を下げぬ・浪費型
⑧八白土星
1、象牙・白水牛・黒水牛
2、頑固一徹・両極端型
3、ゴーイングマイウェイ・極度にガメツイ・バクチ型・才気より努力で開運する・保守か革新か
⑨九紫火星
1、象牙・白水牛・黒水牛・つげ
2、文芸の才に恵まれ美貌でスタイリスト
3、理解力、判断力、表現力優れ美的センス有・熱しやすくさめやすい・異性にさわがれる
あなたのはんこをチェック!運気を下げる「凶相印」
「はんこは以前作ったけど…」、「ずっと同じはんこを使っている…」印鑑は一度購入するとあまり買い替えたりはしないものですが、今使っているはんこは、運気の上がらない「凶相印」かもしれません。例に挙げるような印鑑は凶相印鑑です、確認してみてください。
二重輪郭の印鑑
輪郭を二重に彫った印鑑は運命に波乱が生じ、不和トラブルを招く相となり家族運が悪くなります。
金銀やプラチナ台の指輪に名前を彫った印鑑(指輪印)
間違いごとや投機で失敗したり、異性関係の苦労を招いたり、本業が真面目にできなくなり、一名借金判といわれています。
小判型の印鑑(三文判印)
この印を実印または銀行印や会社で使用してはいけません。この印は昔から三文判といわれ、この印を使用している人は三文の値打ちしか無いといわれ、財運に恵まれず、会社では役職につけぬ悪印相です。
外枠が太くて中の字が細く彫ってある印鑑(太枠細字印)
これは発展性に乏しく、財運に恵まれず社会の信用が得られません。お金が入ってもすぐ出してしまって残らない。胃腸病や内臓の悪い人が多い。
印字を斜めに配分した印鑑
無駄ごとや浪費が多く人事のトラブル破壊の凶相として避けるべき印鑑。
上下左右に空白がある印鑑(四ッ割り印)
才能はありながら世に認められず、運勢抑圧運。また表面は幸福そうに見えながら裏では不平が絶えません。また内蔵の疾患が多く、特に胃腸病が多いです。なお異性関係にも注意が必要です。
受け継いだ印鑑(おさがり印)
使用していた人が商売繁盛していても、最初の持ち主に肉体的欠陥あれば次代の人にその欠点だけが受け継がれ悪い影響を与えます。また最初の持ち主より出世する事ができません。
石材印
非常に欠け易く、一時的に成功しても他人の為の保証などで苦しむか、家庭内においても暗い問題が出たりします。また職業上の挫折を招きやすく、一家の主人がこの印を持った事で家族の者に慢性の病気が出たり、病弱となりやすい印鑑です。
四角印
角型の印を使用している人は努力しても恵まれず、一時的に好調の時があっても持続性がない為、運勢にムラが出ます。物事に長続きしない。角の印は財産をなくすといわれています。
印字・枠の欠損
印字や枠の欠損は散財や出費が多く、愛情運などにも恵まれません。せっかくのバランスのとれている印画が欠損するのですから、その欠けた部分から幸福やお金などが逃げたりするとも考えられます。
印字の崩したもの
デザイン化された印字はもちろん、楷書・行書・草書などの印字は、柔弱、静止、陰気など、出世が遅れたり、社会的な信用が得られない凶相です。特に生気がない印相なので、男性は避けるべき印鑑です。
姓だけ彫った実印
男性の実印には、必ず姓と名を入れて下さい。姓だけの実印は信用を失い、仕事が全てまとまらない事を意味しています。
行書印
この印は代々後家相です。子どもの少ない、あっても女子が多く養子をとるようになる悪印です。養子孤独の運のつく印は使用代数を重ねるとその相が強く現れます。
縦書き?横書き?どちらが吉か
印字は縦書きか横書きに配分するのが正法ですが、印鑑にはそれぞれ持っている意味が違い、男性か女性か性別によっても吉とされる彫り方が異なります。
使用用途とあなたの性別によって使い分けることをお勧めします。
縦書きの印鑑
積極性・発達性など行動する気運を示す相が現れることから、男性の実印・認印やビジネス用の営業印に用います。
横書きの印鑑
調和性・安定性を示し、健全和合・福寿財運の相が現れます。したがって女性の印はそうした性格から実印・認印は横書きにした方が一層吉相の女性となり、 男性・女性共に銀行印は横書きを用います。
印鑑はあなた自身
印鑑のふちに欠損が生じた場合はそれぞれの部位のマイナス作用が働きますので、改印が必要です。
欠けた印鑑は凶相印であると書きましたが、悪い考えばかりでもありません。将来の不運を印鑑が身代わりになって引き受けてくれたのですから、また新しい印鑑に変えればいいだけです。そこからまた新しい人生がスタートするのです。
車、財布、洋服、何でも同じですが、新しいものを持つと気持ちが上がります。新しいものには新しい新鮮な息吹が宿り、古いものには衰退の気が宿るため、印鑑も時々見直し、新陳代謝を良くすることが必要です。
印鑑は自分の魂が宿る生きた存在ですので、改印は新しい息吹を自分の命に吹き込みことができる開運法の一つです。
決して安いものではありませんが、「たかが印鑑…」と思い、デザイン重視や100円のものばかり選んだりしては運勢を悪くしてしまうかもしれません。良いものを持つことで、運勢をプラスに変えていきましょう。
最後までありがとうございました。
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