第二チャクラを整えるには?創造性を高め感情豊かに生きる方法
ヨガやアーユルベーダでよく耳にするチャクラ。人には7つの主要なチャクラがありますが、生きる喜びに気付き、自分自身を意識するのが第二チャクラだといわれています。
柔軟な考え方ができない、人間関係が上手くいかない、最近泣いたり笑ったりしていない、ご飯をおいしく食べていないと感じるときは、第二チャクラのバランスが崩れているのかもしれません。
そこで今回は、第二チャクラの特徴や、第二チャクラのバランスの整え方などについてご紹介します。
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この記事の目次
第二チャクラの特徴
第二チャクラは、セイクラル(仙骨)チャクラとも呼ばれ、第一チャクラから吸収した大地のエネルギーを自分の本質・魂へと取り込み、喜びや楽しさなど、人生を楽しみ、生きる喜びを味わう役割があります。
おへその少し下、丹田のあたりに位置し、人間の本心をあらわす言葉に「腹を決める」「腹が黒い」などがあるように、人間の中心・本心は、この第二チャクラにあるといわれています。
※チャクラについては、チャクラで運気が上がる?チャクラの基本的な意味や働きを知ろうの記事を参考にしてください。
チャクラ名 | スヴァディスターナ、セイクラルチャクラ |
位置 | 丹田、仙骨 |
エネルギーカラー | 橙 |
テーマ | 情緒のバランス、性 |
キーワード | 生命力、創造性、中毒、魅力、喜び、官能、性的関心、寛大さ、発明 |
内分泌腺 | 生殖腺 |
臓器 | 性器、膀胱、前立腺、子宮、腸の下部、循環器系 |
体の部位 | 泌尿生殖器系 |
知覚 | 味覚 |
元素 | 水 |
対応パワーストーン | ムーンストーン、トルマリン、トパーズ、サファイヤ、カーネリアンなど |
対応アロマ | サンダルウッド、イランイラン、ジャスミン、ローズ、クラリセージ、シナモン、オレンジなど |
活性化する年齢 | 3~7才 |
第二チャクラは、官能的、性的な欲望や喜び、味覚などを司り、私たちの純粋な意識、潜在意識が生まれる場所です。キーワードは「生命力」。
基盤を作り上げた第一チャクラから、第二チャクラでは、自己を尊重し、肉体的にも精神的にも、何をしたら嬉しいのか、幸せなのかを感情を通して学び、その欲求を目覚めさせます。感情表現・創造性・人との関わり方など、個人の生命力に関わっているのです。
そして、生命力とはまさに性的なエネルギー。第二チャクラは、セクシャリティや情熱に対応している、性のチャクラでもあるのです。肉体的に生殖器系と関連しており、精神面でも性的な欲求や感情、性に対しての関わり方と関連しています。
第一チャクラが生存に関わる土台のチャクラであったのに対し、第二チャクラは自分自身の人生を創造し、さらに価値を与えるものへとステップアップできるように導いてくれるのです。
第二チャクラが不調だとどうなるの?
第二チャクラは、喜びや楽しさなど、生きる喜びを感じたり、自分の本質と繋がるエネルギーを取り入れる入り口です。
感情や人間関係と関わりがあるため、第二チャクラが乱れていると、肉体や心から活力が失われ、人からの目に怯えるなど、疑心暗鬼になりやすくなってしまいます。
同性も異性との関係も不安定なものになりやすく、自分だけが独りぼっちで孤独だと感じ、本来の自分らしさがなくなってしまうため、心から素直に楽しむことができず、心地よいことを選ぶことができません。
逆に、嫉妬心が強くなり、他者を所有したい、コントロールしたいという気持ちが強くなることも。自分の欲望や欲求が強くなりすぎて、アルコールや買い物依存など、何かに過剰にのめりこみ、依存してしまう場合もあります。
また、情緒のバランスが崩れることでうつ病になってしまったり、ヘルニアなどの腰に関する症状、頻尿や、性的な問題、生理不順、不妊に悩んでいるなど、泌尿生殖器系に関する症状がある場合は、第二チャクラのバランスが崩れているのかもしれません。
・スタミナがなく元気が出ない
・やる気が出ずいつも三日坊主で終わってしまう
・おいしく感じず食事が楽しめない
・他人の意見を気にしすぎる
・嫉妬心や独占欲が強い
・アルコールやギャンブル依存、浪費癖などがある
・恋人に依存しすぎる
・漠然と不安を感じ情緒不安定である
・他者を信じられず親密になることが難しい
・精神的なつながりを持つことを避ける傾向にある
・自分の性的傾向に問題を感じる事がある
・性欲が低いなどの性的問題がある
・頻尿など腎臓や膀胱に問題がある
・生理不順やPMSなど月経に関連するトラブルがある
以上のような状態がいくつもあてはまる場合は、第二チャクラに何かしらの問題を抱えている可能性が高いといえます。
第二チャクラが不調になる原因は?
第二チャクラが不調になりやすい方は、幼少期時代(3~7歳頃の間)の体験に基づくトラウマなどが影響していることもあります。
・強いショックやトラウマを体験した
・父と母の関係性に問題があった
・スキンシップや愛情不足だった
・異性の親との関係性に問題があった
・我慢ばかり強いられる環境にあった
などが第二チャクラに色濃く残っていることがあります。この頃の体験は女性性や男性性のバランスを取る基準となり、親などからのスキンシップによって優しさを受け取り、自分も他人に与えることへの喜びに気付き始めるきっかけとなります。そしてそれらは、自己表現に大きく影響するのです。
また、性的欲求や情熱的な感情、喜びを受け取ったり、与えたり、自分の希望を叶えたいという欲求は、人として生きていく上で自然と湧き出てくるものですが、それに対して恐怖や制限を受けたり、自分の感情を無視し続けたり、無理に抑え込もうとすると、第二チャクラのバランスを崩すことになってしまいます。
第二チャクラを整える方法
以上のような精神的・肉体的不調があてはまる場合、あなたの第二チャクラの状態はバランスを崩しているかもしれません。
では、第二チャクラを整えるにはどうすればいいのか見ていきましょう。どのチャクラにも共通する基本的な方法としては、そのチャクラの色を意識する、パワーストーンをもつ、アロマオイルを使用する、などです。
他にも瞑想やヒーリングなど、さまざまな方法がありますが、ここでは自宅でもできる簡単な方法をいくつかご紹介します。
ただし、第二チャクラの場合は対応する元素は水で、移ろいやすい性質です。事実、第二チャクラが司る人の感情は、さまざまなことに影響されやすくなっています。
つまり、第二チャクラはもともとアンバランスな状態になりやすいのです。ですが、自分の欲求を抑え込もうと、無理やりコントロールしようとするのは逆効果。
無理に抑制しすぎると、何に対しても無関心になってしまったり、反対に、過剰な欲求が生まれてしまうことにもなるのです。
無理にコントロールしようとするのではなく、良い自分も悪い自分も、ありのままの状態を受け入れ、注意を傾けることが重要だということを覚えておいてください。
エネルギーカラー
第二チャクラのエネルギーカラーであるオレンジは、行動力を起こす、人間関係が活発になる、目標に向かって力を発揮するなどの効果があります。
優柔不断でなかな決断できない、エネルギー不足を感じる、引っ込み思案になっているときは、オレンジを身に着けてパワーチャージしましょう。
洋服だと派手過ぎて難しいと感じる場合は、アクセサリーや小物などで上手に取り入れましょう。オレンジ色は、視界に入っただけでもポジティブで元気なエネルギーをもらうことができるので、夕日やオレンジ色の絵やお花などを見るのもOKです。
パワーストーン
第二チャクラと共鳴しているのは、オレンジやオレンジがかった色のパワーストーンです。ムーンストーン、トルマリン、カーネリアン、サファイヤなどを身に着けたり、部屋に置くことで、第二チャクラの機能を高めたり、バランスを整える手助けになってくれます。
ちなみに、トルマリンは第一、第二チャクラ、ムーンストーンは第二、第三チャクラとつながるなど、他のチャクラと関連するパワーストーンもあり、すべてのチャクラに関わっているのが水晶(クリスタル・クォーツ)です。迷ったときは水晶を選んでおくとOK。
ただし、パワーストーンの扱いには注意が必要で、購入した時点でマイナスのエネルギーが入っているものもあるため、信頼できるお店で購入しましょう。
また、使っている内にマイナスのエネルギーが入ってしまうので、時々浄化するのを忘れないようにしましょう。
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アロマ
自然由来のアロマオイルは、その香りを嗅ぐことでそれぞれのチャクラを刺激し、正常な状態に整える効果があるとされています。
また、アロマオイルの香りは好みもありますが、それぞれのチャクラに対応するアロマオイルを嗅いでみて、嫌だな、苦手だなと感じる場合、そのチャクラが滞っているサインである場合も。
第二チャクラに対応する精油は、催淫作用のあるものが多く、イランイランやジャスミン、ローズなどが代表的です。他にもサンダルウッド、クラリセージ、シナモン、オレンジなどがあります。
香りが甘くて強いものもあるので、キツく感じるときは少し香らせる程度に。第二チャクラの不調を感じるときは、これらのアロマオイルの香りを嗅いだり、身にまとったりしてみましょう。
水との相性がいいので、湯船に数滴垂らしてアロマバスを楽しんだり、ホホバオイルなどのキャリアオイルとブレンドしてマッサージするのもおすすめです。おへその下にある丹田のあたりや、仙骨付近をていねいに優しくマッサージしましょう。
アロマオイルは有効成分が高濃度に凝縮されているので、直接肌につけると刺激が強すぎて肌トラブルを起こしてしまいます。必ずキャリアオイル(植物油)で薄めてからつけてください。
また、赤ちゃんや小さなこどもに使用してはいけません。妊婦さんは、量に気を付けなければいけないものや、使ってはいけないアロマオイルもあるため、注意して使用してください。
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水と触れ合う
第二チャクラを整えるのに簡単な方法は、毎日きれいな水をこまめに飲むことです。体内の毒素を排出し、体内の水分をスムーズに循環させましょう。
特に、朝起きた時に飲むと一日のスタートを気持ちよく切り替えることができ、夜寝る前に飲むと寝ている間にエネルギーが滞るのを防ぐことができます。お風呂にゆっくりと浸かってリラックスするのも〇。自宅ですぐにできるのでやってみましょう。
また、海の音がする音楽をかけたり、水辺を散歩したり、水泳をするのもおすすめです。
第二チャクラは水の要素を持っていることから、水を見たり、触れて感じることでバランスを整えることができるのです。
運動する
骨盤周りや仙骨のあたりを使う体操やエクササイズ、ダンスは第二チャクラの活性化に効果的。特に腰回りを動かし、魅力的に自分を表現をするベリーダンスやフランダンスがおすすめです。自分の内なる感情を解放し、体で自由に表現してみましょう。
運動が苦手な方は歩くだけでもOK。骨盤周りのゆがみは第二チャクラのバランスを崩す原因にもなるので、骨盤調整のストレッチやヨガで整えるのも〇。
ヨガをしている方は、コブラのポーズ、三角のポーズ、捻った三角のポーズが効果的。第二チャクラを意識しながらやってみましょう。
感情を表現する
第二チャクラは創造性や感情表現と関わりがあるため、バランスを崩すと何を見ても感動しなくなったり、無表情になりやすくなります。そのため、大げさなくらいでもいいので、時々鏡に向かって喜怒哀楽を表現してみましょう。
ダンスや演劇などで自己表現するのも非常におすすめです。普段は抑えている気持ちを解放させて、感情に任せて思いっきり泣いたり、怒ったりすることも、自分の内側に目を向け、潜在意識を呼び覚ますために必要なのです。
腹式呼吸をする
腹式呼吸も、第二チャクラのバランスを整えるのに有効です。丹田はおへその5センチほど下(おへその下に手を当てて、四本目の指のあたり)の、5センチほど奥にあります。
下腹に両手を当て、丹田を意識しながら下腹に空気を送り込ませるように空気を吸い、下腹から空気が抜けていくような感覚で空気を吐き出しょう。丹田に小さな風船があって、それが膨らんだりしぼんだりするようなイメージです。
最初は呼吸が浅かったり、上手くお腹を膨らませることができないかもしれませんが、あまり気にせずリラックスしながらやってみましょう。慣れてくると呼吸も上手になり、さらに第二チャクラをパワーアップさせることができます。
まとめ
第二チャクラが正常に機能していると、自分の人生を彩りのある豊かなものにします。このチャクラが力強い人は、感情や感受性が豊かで、創造性があり、多少のストレスには負けません。
また、人とバランスの取れた人間関係を築くことにも長けており、信頼関係を築きやすく、人との触れ合いに喜びを感じることができ、自分本来の魅力に満ち溢れています。
感情を司る第二チャクラは、バランスが崩れやすい性質がありますが、自分の気持ちに正直に、ありのままを受け入れ、静かに見守ってあげましょう。
第二チャクラを整えて、あなたの人生をめいいっぱい謳歌してくださいね。
最後までありがとうございました。
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