第四チャクラを開くには?心の痛みを癒して真の愛に目覚める方法
ヨガやアーユルベーダでよく耳にするチャクラ。人には7つの主要なチャクラがありますが、自分も他人も愛し、真の愛に気付いていくのが第四チャクラの役割だといわれています。
素直に感情を表現できない、心と行動がちぐはぐになる、自己中心的になってしまう、他人に優しくできないなど、感情の起伏が激しく心にゆとりがないときは、第四チャクラのバランスが崩れているのかもしれません。
そこで今回は、第四チャクラの特徴や、第四チャクラのバランスの整え方などについてご紹介します。
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この記事の目次
第四チャクラの特徴
第四チャクラは、ハートチャクラ、アナハタチャクラとも呼ばれ、胸の中央に位置するチャクラです。
その名の通り、私たちの「ハート」を象徴し、愛情や思いやり、共感力などを司ります。第三チャクラで築いた、自分に対する愛情によって、第四チャクラでは他者へ愛情を与え、無償の愛を感じることができるのです。
そして、7つのチャクラのちょうど真ん中にある第四チャクラは、魂の世界と物質の世界をつなぐ、橋渡しの役割も持っています。
※チャクラについては、チャクラで運気が上がる?チャクラの基本的な意味や働きを知ろうの記事を参考にしてください。
チャクラ名 | アナハタ、ハートチャクラ |
位置 | 胸の中央 |
エネルギーカラー | 緑 |
テーマ | 愛情、信頼 |
キーワード | 無条件の愛、気遣い、大器晩成、心の解放、癒し、友愛、自然、許し |
内分泌腺 | 胸腺 |
臓器 | 心臓、循環器、肺、胸郭 |
体の部位 | 循環器系 |
知覚 | 触覚 |
元素 | 空気 |
対応パワーストーン | ローズクォーツ、ヒスイ、エメラルド、アベンチュリン、フローライト(緑)など |
対応アロマ | ローズ、パルマローザ、メリッサ、オレンジ、サイプレス、シナモン、ジャスミンなど |
活性化する年齢 | 8~12才 |
第四チャクラは、他者との関係を信頼し、いかに愛を持って接することができるか、他人への愛と自分への愛のバランスをいかに取ることができるかがテーマです。
相手を自分のことのように考えることで、相手の持つエネルギーと同調しやすくなり、初めて会った人ともすぐに打ち解けたり、相手の気持ちを理解することができるなど、言葉より高次元で、相手のことを理解することができます。
コミュニケーション力や共感力、社会能力などに深く関わり、人間関係をスムーズに円滑に運ぶことができるようになります。
そして、人に対して許しの思いを持ち、他者と親密になることを受け入れることで、周りの人たちも豊かにし、愛情あふれる生活に導くことができるのです。
また、ハートチャクラは、健全な状態であれば、時と場合によっては自然に閉じたり開いたりと、呼吸の調節のように自由に開閉できるのも特徴です。
第一~三チャクラで築いた内なるテーマを発展させ、そして、さらに上位の、心や精神的なことに関わる第五~七チャクラを結び付け、より高いレベルでのエネルギーを生み出す場所であり、身体的にも精神的にもバランスをとる役割持っているのが第四チャクラなのです。
第四チャクラが不調だとどうなるの?
第四チャクラは、愛情のエネルギーを司り、調和や穏やかさをもたらします。自分を愛せるからこそ、無償の愛を相手に注ぐことができ、それがまた自分に返ってくるものですが、第四チャクラのバランスが崩れると、無条件に愛を捧げることができなくなってしまいます。
怒りや悲しみ、不安や嫉妬などの、ネガティブな感情に心を支配されやすくなり、自分には愛を受け取る価値がないと思ってしまいます。自己愛が足りなくなってしまうのです。
自分を愛せないので、他人のことも見返りなしで信じることができません。そのため、極端に自分の感情を抑えたり、拒絶されるのを恐れて孤独を選んだり、逆に他人との関係に依存しすぎるなど、人間不信に陥ったり、一方的に愛を求めるようになってしまうのです。
また、他者を認めず、自分が正しくて一番だという思考に陥りやすくなり、自分は他者より上だという優越感を持ち、それ以外を排除しようとする場合も。
そして、第四チャクラはハート=心臓のチャクラといわれるだけに、心臓や循環器系に関連があり、生命を維持する中心の存在です。バランスを崩すと、さまざまな病気にかかるリスクが高まります。
循環器系や気管支、心臓の疾患や脳卒中、うつ病などの症状がある場合は、第四チャクラのバランスが崩れているのかもしれません。
・人間関係のトラブルが多い
・自分には愛される価値がないと思っている
・孤独感が強く、落ち込みやすい
・独占欲が強い
・人を許したり、思いやりの気持ちを持てない
・物事に対してネガティブで否定的
・他人に対していつも高圧的な態度をとってしまう
・自分が何をしたいのか、何に喜びを感じるのかが分からない
・他人に同調したり奉仕しすぎて、自分の方が精神的に参ってしまう
・人に利用されることがよくある
・喘息などの呼吸器官の病気がある
・血圧や血流など、心臓に関するトラブルがある
以上のような状態がいくつもあてはまる場合は、第四チャクラに何かしらの問題を抱えている可能性が高いといえます。
第四チャクラが不調になる原因は?
第四チャクラが不調になりやすい方は、小学校高学年あたり(8~12歳頃の間)の体験に基づくトラウマなどが影響していることもあります。
・強いショックやトラウマを体験した
・親が過保護だった
・条件付きでしか愛情をもらえなかった
・愛情不足だった
・幼いころに両親や大切な人を亡くした
この時期に経験した、人との関わりや思い出は、子どもの自尊心の発達に影響を与えます。
そのため、親が過保護すぎると、独占的になり、自分は他者より優れているという感情が常にあったり、お手伝いやテストで良い点をとらないと褒められないなどの、条件付きでしか愛情をもらえなかった場合は、人から無償の愛をもらうことに抵抗があったり、自分も無償の愛を人に注ぐことが難しくなります。
このような、親の偏った愛情の下で育ったり、強い悲しみを経験した場合、親密な人間関係を避けるようになったり、再び傷つくことから自分を守るために、心を閉ざして孤独になることを選ぶように。
また、大人になってからも、
・大切な人を亡くしてしまい、その悲しみから立ち直れない
・他人から大きなネガティブな感情を受けて共感し、それを引きずってしまった
・失恋して心が傷ついている
・人を傷つけてしまい後悔の念が離れない
など、心が大きく傷つき、自分の感情を抑え込みすぎると、第四チャクラのバランスを崩しやすくなります。
強い怒りや悲しみなど、辛い経験を乗り切るために、時には自分の感情を抑え込むことも必要な時もありますが、それが長期にわたると第四チャクラをきつく閉ざしてしまうことになります。
第四チャクラを整える方法
以上のような精神的・肉体的不調があてはまる場合、あなたの第四チャクラの状態はバランスを崩しているかもしれません。
では、第四チャクラを整えるにはどうすればいいのか見ていきましょう。どのチャクラにも共通する基本的な方法としては、そのチャクラの色を意識する、パワーストーンをもつ、アロマオイルを使用する、などです。
他にも瞑想やヒーリングなど、さまざまな方法がありますが、ここでは自宅でもできる簡単な方法をいくつかご紹介します。
エネルギーカラー
第四チャクラのエネルギーカラーはグリーンです。第四チャクラが中央に位置するように、グリーンも暖色と寒色の中間に位置し、調和やバランスと関わる色です。
自然の色であるグリーンは、実際に心をリラックスさせる作用があり、心身のバランスを調整し、人を癒す効果があります。
素直になれない、人間関係がうまくいかない、心が落ち着かないときは、グリーンの服や小物を取り入れてみましょう。自然の緑そのものを見ることもおすすめです。
また、葉もの野菜など、緑色の食べ物をいただくことでも第四チャクラを活発にさせることができます。
パワーストーン
第四チャクラと共鳴しているのは、無償の愛を与えたり、受け取ったりするバランスを調整する効果のあるものが多い、ピンクや緑系の色のパワーストーンです。
ローズクォーツ、ヒスイ、エメラルド、アベンチュリン、フローライト(緑)などを身に着けたり、部屋に置くことで、第四チャクラの機能を高めたり、バランスを整える手助けになってくれます。
ちなみに、アベンチュリンは第六チャクラとつながるなど、他のチャクラと関連するパワーストーンもあり、すべてのチャクラに関わっているのが水晶(クリスタル・クォーツ)です。迷ったときは水晶を選んでおくとOK。
ただし、パワーストーンの扱いには注意が必要で、購入した時点でマイナスのエネルギーが入っているものもあるため、信頼できるお店で購入しましょう。
また、使っている内にマイナスのエネルギーが入ってしまうので、時々浄化するのを忘れないようにしましょう。
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アロマ
自然由来のアロマオイルは、その香りを嗅ぐことでそれぞれのチャクラを刺激し、正常な状態に整える効果があるとされています。
また、アロマオイルの香りは好みもありますが、それぞれのチャクラに対応するアロマオイルを嗅いでみて、嫌だな、苦手だなと感じる場合、そのチャクラが滞っているサインである場合も。
第四チャクラに対応する精油は、グリーンやピンクを思わせるものが多く、ローズやパルマローザ、サイプレスやメリッサなどがあり、ローズはピンクに代表される精油です。
パルマローザはピンクとグリーンの性質を持ちます。ヒノキ科のサイプレスはグリーンの性質を持ち、心の浄化にピッタリの香りです。
第四チャクラの不調を感じるときは、これらのアロマオイルの香りを嗅いだり、身にまとったりしてみましょう。心と体を浄化し、ネガティブな感情を受け流してくれます。
ディフューザーを使用したり、アロマバスを楽しむ、ホホバオイルなどのキャリアオイルとブレンドしてマッサージするのもOK。第四チャクラにあたる胸部に垂らしたり、お湯を入れたコップに数滴垂らし、その蒸気を胸いっぱい吸い込んで癒されるのもおすすめです。
アロマオイルは有効成分が高濃度に凝縮されているので、直接肌につけると刺激が強すぎて肌トラブルを起こしてしまいます。必ずキャリアオイル(植物油)で薄めてからつけてください。
また、赤ちゃんや小さなこどもに使用してはいけません。妊婦さんは、量に気を付けなければいけないものや、使ってはいけないアロマオイルもあるため、注意して使用してください。
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姿勢を意識する
姿勢を意識することは、第四チャクラを整える上で重要なポイントです。いつも猫背の人からは自信のない弱気な印象、姿勢よく胸を張っている人からは自信のあるポジティブな印象を受けるのではないでしょうか。
実際に、姿勢を正すと気持ちが引き締まり、胸を張ることで前向きな気分になることがあるように、胸を開くことでハートチャクラも開いていくのです。逆に、猫背だと胸も閉じた状態で、呼吸もしづらく、ハートチャクラも閉じやすくなってしまいます。
もし猫背気味になっていると感じたら、胸を張って姿勢を正し、大きく深呼吸をして、新鮮な空気をたくさん吸い込んでリフレッシュしましょう。エネルギーの巡りもよくなります。
運動する
第四チャクラは心臓のチャクラなので、心肺機能を向上させることが効果的。マラソンや水泳などの有酸素運動がおすすめですが、激しい運動をしなくても、軽い運動が行える程度の体力を維持できればOKです。
また、第四チャクラの延長線上にあるといわれている、腕を動かしましょう。肩や肩甲骨周りを回したり、腕を自由に動かすことは第四チャクラの活性化につながります。
ヨガをしている方は、コブラのポーズ、猫のポーズ、魚のポーズがおすすめです。第四チャクラを意識しながらやってみましょう。
動物と触れ合う
ハートチャクラを開くのにもっとも良い方法は、ペットを抱きしめること。アニマルセラピーというセラピー療法があるように、動物との触れ合いは、ストレスを軽減し、心を癒す効果があります。
可愛らしい動物を見るだけでも癒されますが、第四チャクラは触覚を司っているので、できるだけ直接触れ合うことがポイントです。ペットは私たちに無条件の愛情を与えてくれるため、自分も安心して心から愛することができ、幸福感が高まり、チャクラ全体の活性化にもつながります。
ペットがいない方は、猫カフェや、動物園のふれあい広場など、動物と触れ合うことができる場所に行きましょう。
感動する
心を揺さぶられる感動をすると、第四チャクラが浄化され、活発になります。心に響く感動的な映画を鑑賞したり、自分の好きなアーティストのライブに行ったり、自分の好きな音楽や芸術に触れましょう。
感動して涙が出るような、純粋な感情が第四チャクラを呼び覚まします。
まとめ
第四チャクラのバランスが整っていると、ポジティブな感情も、ネガティブな感情も、あるがままの自分を受け入れることができ、心に余裕を持って物事に対処できます。そして、人を信頼し、人からの愛を信じることができるため、他人と強い信頼関係を築くことができるのです。
自分も人も許すことができるため、例えネガティブな気持ちが沸き起こってしまっても、あなたの無償の愛で浄化し、負の感情に心が支配されることが少なくなります。そんなあなたとあなたの周りは、それぞれが自分らしくいることをお互いに認め合い、尊重し、いつも穏やかでハッピーな気持ちで溢れています。
第四チャクラを活性化して、あなたの人生を愛に満ち溢れた温かいものにしてくださいね。
最後までありがとうございました。
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